君の名は。を二回観ました

君の名は。を観たので感想をつらつらと
かなり売れてるようで、予定の一時間前に映画館行ったらチケット取れなかったので次の回に(それでもいい席は全部埋まってた)

これまで同様、背景美術の凄さは圧倒的、加えてキャラが可愛くてヌルヌル動くので、音なくて絵だけでも楽しめそうな作品でした。

音楽も予想以上によかったです。RADWINPSとのタイアップが発表されたときはどうなんだ?と懐疑的だったけど、新海worldにマッチする美しい音楽でした。RADWINPSというと個人的には「×と〇と罪と」の「五月の蠅」みたいなブラックな歌の印象が強いんですけど、綺麗な曲も作れて振れ幅の広いバンドなんだなぁと再認識しました。

作中では3曲もRADの歌が流れるって、監督本当にRAD好きなんだなー(instrumental含めれば20曲以上)

そういえば映画で流れる前前前世とCD音源の歌詞が微妙に違うというのを二回目で気づいた。

ストーリーに関してはシリアスな部分もあるけど会話の掛け合いとかではテンポよく笑わせて来る場面もあって、こういうコミカルさはいままでの作品にはあんまりなかったなぁと感じました。 正直、新海作品で笑ったのって初めてかもしれない。

それとコミカルさもそうだけど全体的に明るい作品ですね。 雲の向こう~や秒速~は主人公のモノローグが結構重くて、「会いたい人も、話したい人も、僕には誰もいなかった。」(雲の向こう~)とか「日々弾力を失っていく心がひたすら辛かった」(秒速)てな具合に心を刺しにくるんですよね。

基本的に以前の新海作品の主人公って孤独で、もちろん友人はいるけど自分の核となる部分に人を寄せ付けないという点は共通でした。 マンガ版の秒速だと主人公は付き合っている相手を友人に教えないって設定が出てきますし。 一方本作の主人公はあんまりそういう部分はなくて、周囲のキャラが結構深入りしてくるし、主人公もそれを口ではなんだかんだいってるけど嬉しそうだったりします。

その辺のキャラクター設定も万人受けするように作っているなぁと思いました。

映画観た後に新海監督のインタビュー記事をよんだら、「秒速のラストについて、自分(監督自身)ではBADENDとして描いたわけではないけれどお客さんからはBADENDだと受け止められていて、君の名は。ではそういう認識の違いがないようにわかりやすい作品になるようにサービスした」 というようなことを仰られていて、確かにわかりやすいし、キャッチーだし、そういう部分も今回のヒットの一因なのかなと思います。

それと、映画観ていて思ったのが、「雲の向こう~」で主人公とヒロインが再開するシーンや、「秒速」のラストで主人公とヒロインがすれ違うシーンなど 過去の作品を彷彿とさせるシーンが結構あって、「君の名は。」は過去の作品をよりわかりやすい形で再構成しているのかなといった印象を受けました。

なので「君の名は。」で新海監督を知った方は過去作品も見てみると色々楽しめると思います。あと「言の葉の庭」については小説読むとテッシーとサヤチン、ユキちゃん先生に会えます。(そういえばもし「君の名は。」がハッピーエンドじゃなかったら言の葉のラストも変わっていたかもしれないのか)

とりあえず、二回映画を観た感想はこんな感じです。もしかしたら三回目観るのでその時また気づいたことがあったら加筆します。 ごちゃごちゃ色々書きましたが、最後に一言

観てない人は観て損はないよ!観た人はもっかい観よう!ついでに過去作品も観よう!